今回は最適化シリーズです。
対象EAは、海外EAサイト「MQL5」でも人気が高い「Konokasystem」を最適化します。
最大3ポジでリスク管理が難しいところを改善しました!
最大1ポジの方がリスク管理しやすい!
目次
Konokasystemって?
ドル円のスキャルピング~デイトレEAです。
非常に安定したシステムでフォワードテストでも目立ったドローダウンなく右肩上がりに推移しています。
小野
そのままでも十分強いので、SNSなどでも口コミが広まり人気になってきています。
販売サイトも「ゴゴジャン」「レッツリアル」「MQL5」と様々なところで売られていて買いやすくなっています。
【FX自動売買EA】KonokaSystemの評価・レビュー・検証結果まとめ
最適化の目的
普通に強いのですが、僕的に気になるところが二つありました。
- 最大ポジション3
- 最大ドローダウン733pips
最大ポジション3だと、リスク管理が難しく証拠金も多く入れないといけません。
常に3ポジ入るわけではなく、状況によって変わるのでどうしても収支にばらつきが出ます。
また、ポジション数が多いと比例して最大ドローダウンも多くなります。
ドローダウン700pipsほどですが、0.1lotで運用していたとしても7万円ほどの最大損失はみないといけません。
実際運用してみると分かりますが、負けが数百pips越えてくるとEAの稼働を止めたくなります。
ストレスになり健全なEA運用にも関わってきますので、できればもう少し減らしたいです。
・最大ポジション1
・最大ドローダウンを減らす
小野
最適化までの道のり
まずは、最適化のためにどのパラメータを変更できるかを確認。
Konokasystemは、シンプルな作りになっており変えられるパラメータも限りがあります。
テクニカルパラメータなどはなく、最大ポジションや利確・損切り幅くらいしか変えられるところがありません。
ですので、今回はすごく簡単でした。
まずは、最大ポジション(MaxOders)を1に固定。
あとは、損切り幅を最適化するだけ。
損切り幅のパラメータが「SL_B」「SL_S」ですので、チェックを入れて「500~1000」の間で最適な設定を見つけます。
これで、損切り50~100pipsの間でどこで損切り幅を入れるか調べます。
すると、こんな感じで出てきました。
さすが、1ポジにするだけでもある程度の成績は出ます。
あとは、ちょうどいいドローダウン率やストップ幅のものを選びます。
自作設定の成績
まずは、デフォルト3ポジの設定から見ていきます。
最適化期間は2015年~2020年末まで。
PF:1.26
最大ドローダウン:733pips
最大損失:-111pips
停滞期間:193日
続いて、オリジナル自作設定をみて比較していきます。
オリジナル設定1ポジです。
PF:1.21
最大ドローダウン:327pips
最大損失:-75pips
停滞期間:417日
見事、ドローダウンを半分にすることができました!
ただ、やはりデフォルトの方が収益率は高くなります(開発者さんが一番稼げる設定にしてるでしょうから)
停滞期間も伸びてしまいましたが、ドローダウン自体は少なくできました。
収益優先にするか、損しないことを優先するかで使い分けるのがいいでしょう。
小野
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