このページでは、FX自動売買ソフト「 Ultimatum Breakout 」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
海外のブレイクアウトEA!
目次
Ultimatum Breakout ってどんなの?
Ruslan Pishun さんのブレイクアウトEA
2020年12月9日発売
価格は約7,700円前後
Ruslan Pishun作
ロシアの人。
開発商品はたくさんある。
MQL5のブレイクアウトEA。
そこそこ評価がいいような。
デモシグナルも配信されていて、SLが狭く最大ドローダウンが少ない。
そして、値段が安いのでお試ししやすいのではと思い調べてみた。
バックテスト結果
PF1.62
年間収支
全ての年でプラス。2006年~2021年1月末。
やはり値動きの大きい昔の方が強いですが、コロナ相場の2020年はかなり勝ってます。
そして、通常時のボラでもすべてプラスです。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア | EUR/USD |
時間足 | 60分足 |
取引時間帯 | 早朝5時~6時以外 |
ポジ保有時間 | 基本5分以内 |
スタイル | ブレイクアウト |
指値 | 内部ロジック |
逆指値 | 10 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 5000円 |
推奨証拠金 | 5万円 |
最大ポジション数 | 1 |
トレード頻度(目安) | 300/260 |
オススメ運用業者 | OANDA JAPAN |
ロジック
ブレイクアウトを狙ったEA
逆指値をブレイク位置に入れておいて抜けたところを追随。
利確も損切りもほとんど数pipsで終わります。
EAならではのロジックです。
この手のロジックは業者選びが重要です。
数Pipsを狙いにいくまさに秒スキャに近いロジック
設定可能パラメータ
・MAXスプレッド
・複利設定
・指値・逆指値
・トレーリングストップ
・取引時間
など
色々変えられるので最適化する価値あり!
取引時間帯
取引時間は日本時間5~6時以外の時間すべてです。
スプレッドが広い時間帯はトレードしません。
ポジション保有時間
5分以内でほぼ決済されます。
ブレイクアウトシステムの中でも短い方です。
時間と損益の関係はコチラ。
一瞬で決済する方が利益が大きい可能性が高いです。
逆に保有時間が長引くと微益・微損の可能性が高いです。
相場が比較的動いてないブレイクの時のトレードだと思います。
リスクリワードレシオ
平均利益は2.46pips、平均損失は-1.23pips
最大利益は16.7pips、最大損失は-4.8pips
リスクリワードレシオは1.99
ほぼ秒スキャですが、損小利大です。
勝率は66%
スキャルにしては勝率は高くないですが、損益比がいいのでプラスになります。
そこそこ負けたりするので気にしないようにしましょう。
「平均利益額」と「平均損失額」の比率のことです。
例えば、平均利益が10pips・平均損失が10pipsなら1.0
平均利益が10pips・平均損失が20pipsなら0.5
平均利益が20pips・平均損失が10pipsなら2
数字が大きくなるほど「損小利大」
数字が小さくなるほど「損大利小」
ということです。
Zスコア
0.69 (信頼度24%)
※勝ち負けが交互に来やすい
トレードの従属性。
正の値の場合は負けが勝ちを呼び、勝ちが負けを呼びやすい。
つまり、勝ち負けが交互に来る可能性が高いことを示しています。
負の場合は負けが負けを呼びやすく、勝ちが勝ちを呼びやすい
つまり、勝ちまたは負けが連続する可能性が高いことを示しています。
トレード頻度
指値逆指値を使うのでトレード回数が多く見えてしまいます。
年によってバラつきがありますが、1年で平均300回くらいと仮定
市場が開いているのが年260日ですから
300/260
1日に約0~2回トレードします
最大ポジションが1なので、体感だと1日0~2回トレードします。
値動きによってトレードしなかったり、何回もトレードしたりします。
相場が動かない時はトレードしないのでゆっくり待ちましょう。
停滞期間
202日
停滞期間はやや短いです。
さらに最大ドローダウンが100pips以内なので、リスクが小さく、ロットも張りやすいです。
0~150日:短い
151日~299日:やや短い
300日~450日:ふつう
451日~600日:やや長い
600日~:けっこう長い
モンテカルロ分析
右肩上がりです。
バックテスト後のモンテカルロ予測。
場合によってはマイナスですが、勝つときはすごく右肩上がりです。
バックテストの取引データをランダムに入れ替えたり、約定できなかった取引データなどを引いたりしてテストします。
その結果、収益の幅が出ます。
この幅が狭くブレが少なければ、安定した収益が上がる可能性が高いです。
また、モンテカルロ予測はバックテスト以降にどれだけ収益の幅が少なく安定して稼げるかを教えてくれます。
確実に同じようになる保証はありませんが、目安として参考にできます。
実際の挙動
通常パターン
値動きが激しい時は何回もトレードする。
一瞬のブレイク狙いです。
勝ちパターン
急騰にうまく乗れて37秒で5.6pipsの利益。
このように一瞬で動くような相場の時は勝ちやすいです。
34秒で1.5pipsの勝ち。
設定で1.5pipsトレールにしてるので、途中で引っかかることが多いです。
激しく動いたときには10pips以上の利益も。
これは12分と長めですが、トレールにかからずうまく伸びてくれました。
負けパターン
ブレイクしたと思っても伸び切らなかったらすぐに切ります。
スプレッド分損してしまう時があります。
運用のコツ
資金管理に気を付ける
最大ポジション:1
最大ドローダウン:-86pips
最大ドローダウン率:-11%
上記をふまえてロット管理を行います。
0.01lotだと860円くらいドローダウン喰らうことを考慮して、5万円につき0.01lotが安心でしょう。
最低投資金額は、5000円につき0.01lotでもいいでしょう。
海外業者なら5000円でもできますが、国内業者なら1万通貨張るために5万円ほど欲しいですね。
2か月連続ぶっこきで稼働停止させる
過去の月別データがコチラ。
1か月の最大マイナスが50pipsくらい、二か月連続続けば稼働停止を検討します。
もしくは最大ドローダウン目安-100pipsを越えても稼働停止を検討します。
かなりドローダウンが少ないので、最大ドローダウンを越えたら稼働停止が一番わかりやすいしダメージも少ないと思います。
また、ブレイクアウトシステムでかなり業者設定に左右されるので、スプレッドが広がったり、滑りが多くみられるようであれば業者を変えた方がいいです。
オススメ業者を利用する
MQL公式フォワードテストでは「FXCC」を使っています。
フォワードテストと同じ業者を使えば、乖離が少なくなるのでオススメですがデモなので同じ結果になるとは限らないのと、海外業者なので責任とってもらえないので自己責任でお願いします。
国内であれば、滑りが少ないOANDAJAPANがいいと思います。
OANDA JAPAN 口座開設をする
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
ただ、一瞬を狙うEAなのでできれば高級VPSのBeeksなどを使うのがいいです。
OANDA口座を開設していれば格安でVPSを借りれるのでよりオススメです。
OANDA×Beeks コラボVPSキャンペーンの魅力と登録方法
フォワードテスト
MyFXbook
小野
評価
導入前
SQNスコア(EA品質):16.96
「期待値/標準偏差×√100」で計算されるシステムの品質の評価値
1.6~平均以下
2.0~平均
2.5~良い
3.0~優秀
5.1~最高
7.0~聖杯
バックテストはぼちぼちで、何より価格が安いですね。
開発者シグナルはデモ環境でぼちぼち、リアル環境でMyfxbookあげてる人いますが右肩下がりです。
これは、環境が悪いというのがあるのかな?と。
ICMarketsなので業者は悪くなさそうですが、VPSが悪いのですかね?
日本ならOANDAJAPANで使えるかもしれないと思い導入を考えています。
値段が安いのでお試しでもいいですね。
導入後
今のところ滑りもそこまでないし、ぼちぼちといった感じ。
できればもうちょっと精度がほしいところだが、SL1.5pipsということで負けても小額で済むのでメンタル的には安定します。
獲れるときはでかいので嬉しい。
ただ、業者に依存するので業者選びは必須。
入手方法
MQL5で好評発売中!