このページでは、FX自動売買ソフト「Algo Proxy」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
これから伸びそうなEA…!
目次
Algo Proxyってどんなの?
スキャルピングEA
2019年11月27日発売
価格は15,000円(発売当初)
Hannahさん作
SEに従事する傍ら、以前よりEAの製作を行う。
2010年代に入り機械学習のモジュールが大幅に発展し、相場解析の手段が増えて以降、徐々に利益の出るEAを開発できるようになった。
ファンダメンタルによる相場のアノマリーを極力避けつつ、普遍的に通用するロジックを探求し開発された。
取引通貨のGBPUSDは比較的取引量が多い通貨で、テクニカルトレードが効きやすいEURUSDと値動きが連動することも多く、EAが力を発揮しやすいペアといえるでしょう。
バックテスト結果
PF:1.22
フォワードテスト
たまに小ドカンを食らうもリカバリが速い。
綺麗な右肩上がりになっている。
年間収支
9年間、年単位でマイナスになってません。
2013年と2016年はプラスが少ないですが、直近でも結構利益があるのでそこまで気になりません。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア | GBP/USD |
時間足 | 5分足 |
取引時間帯 | すべて |
ポジ保有時間 | 基本8時間以内 |
スタイル | デイトレ |
指値 | 内部ロジック |
逆指値 | 80 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 2万円 |
推奨証拠金 | 20万円 |
最大ポジション数 | 2 |
トレード頻度(目安) | 450/260 |
オススメ運用業者 | FOREX EXCHANGE |
ロジック
押し目買い・戻り売り
特定の時間帯で押し目買い、戻り売りを行います。
カーブフィットを極力排除するため、取引基準となるテクニカル指標を可能な限り減らしています。
エントリーのための条件文はMQL言語で売り買い共にたった一文だけだそうです。
Stop Lossは100pipsですが、Stop Lossに達する前にロジック決済を行うことが多いです。
思惑通り進めば利確、逆行すれば損切と決済ロジックも非常に単純化されているため、新規相場状況にも十分対応可能なEAとなっています。
AlgoProxyはヒストリカルデータを元にした最適化をほぼ行っていません。カーブフィットを施したEAと比較して成績、Profit Factorは劣りますが、ロジックが単純ゆえに将来的にも通用する可能性が高いと考えられます。
取引時間帯
取引時間のほとんどが、日本時間で16時(冬時間)です。
他は、10時~13時台も時々トレードしています。
欧州時間のはじめを狙ったロジックのようです。
ポジション保有時間
最大8時間で必ず決済されます。
その日のうちにトレードが完結するので、含み損を長く抱えるというストレスはないです。
リスクリワードレシオ
平均利益は7.4pips、平均損失は-27.6pips
最大利益は18.6pips、最大損失は-101.2pips
リスクリワードレシオは0.27
コツコツドカンタイプですね。
勝率は82%
しかし、そこは勝率の高さでカバーしてくれています。
「平均利益額」と「平均損失額」の比率のことです。
例えば、平均利益が10pips・平均損失が10pipsなら1.0
平均利益が10pips・平均損失が20pipsなら0.5
平均利益が20pips・平均損失が10pipsなら2
数字が大きくなるほど「損小利大」
数字が小さくなるほど「損大利小」
ということです。
Zスコア
-11.82 (信頼度99.9%)
トレードの従属性。
正の値の場合は負けが勝ちを呼び、勝ちが負けを呼びやすい。
つまり、勝ち負けが交互に来る可能性が高いことを示しています。
負の場合は負けが負けを呼びやすく、勝ちが勝ちを呼びやすい
つまり、勝ちまたは負けが連続する可能性が高いことを示しています。
トレード頻度
1年で平均450回くらい
市場が開いているのが年260日ですから
450/260
1日に約1.7回トレードします
最大ポジションが2なので、体感だと1日に0.85回トレードします。
そこそこトレードするので、見ていて面白く飽きません。
停滞期間
669日
最高益を更新するのに少し時間がかかっています。
特にめちゃくちゃ右肩下がりではないですが、少し時間がかかっているので忍耐力が必要になります。
実際の挙動
通常パターン
長期順張り短期逆張りメインだが、 往復でとりにいく動きも多い。
勝ちパターン
レンジ相場で逆張りコツコツ利確する
一度逆行してからプラテンすると、2.4pipsで利確する。
短い時間で一気に動くと利益伸びる
負けパターン
欧州時間以外にもトレードする。
平均的な損切りは数十PIPS。
たまにある最大SLをくらうとキツイ…。
一方通行で動かれるとマイナスになりやすいです。
トレンド反転に弱い。V字がくると最大SLまで行く可能性アップ。
運用のコツ
長い目で運用する
バックテストデータ上では、停滞期が2年弱あるので、利益が出なくても運用をやめないほうがいいです。
めちゃくちゃ右肩下がりではなければ、運用を続けていった方がいいでしょう。
資金管理に気を付ける
最大ポジション:2
最大ドローダウン:-682pips
最大ドローダウン率:-5.87%
上記をふまえてロット管理を行います。
0.01lotだと15000円くらいドローダウン喰らうことを考慮して、20万円につき0.01lotが安心でしょう。
リスクをとってもいい人は、10万円につき0.01lotでもいいでしょう。
2か月連続ぶっこきで稼働停止
過去の月別データがコチラ。
300pipsマイナスの月もあり、月間数百pipsマイナスは覚悟してください。
最大ポジションが2なので、そこまで大きくはないかもしれませんが💦
2か月連続で-300pipsを越えるようであれば、稼働停止を検討しましょう。
オススメ業者を利用する
ゴゴジャン公式フォワードテストでは「FOREX EXCHANGE」を使っています。
フォワードテストと同じ業者を使えば、乖離が少なくなるのでオススメ。
他にも、OANDAJAPANなどスプレッドの狭い国内業者がオススメです。
「FOREX EXCHANGE」の新規口座開設をする
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
お金に余裕があるならBeeksなどの高級VPSを使うのがいいでしょう。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
フォワードテスト
ゴゴジャン
小野
2020年3月9日から稼働開始
0.02lot
評価
導入前
SQNスコア(EA品質):3.43
「期待値/標準偏差×√100」で計算されるシステムの品質の評価値
1.6~平均以下
2.0~平均
2.5~良い
3.0~優秀
5.1~最高
7.0~聖杯
PFはそこまで高くないものの、フォワードテストでは順調に右肩上がりになっています。
RRが低いのでコツドカでたまにぶっこきますが、リカバリが速いのでカバーできています。
欧州時間のトレードがほとんどで、朝スキャEAと時間帯が被らず証拠金の節約にもつながり、運用しやすいです。
総合的にみても期待できるのではないでしょうか。
導入後
少し停滞気味でマイナスになってましたが、最近取り返してきました。
押し目買い・戻り売り中心ですが、エントリーが少し早いかなという印象。
しかし、他のEAとは違った動きをするのでポートフォリオにはいいかも。
停滞期が3か月くらいあり成績にムラがありますが、それを耐えきれるメンタルがあればなかなかいい。
最近では最高益突破して順調。隠れた名作パターン。
入手方法
ゴゴジャンで好評発売中!
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