このページでは、FX自動売買ソフト「Tick_Scal」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
Tickデータを利用する特殊EA!
目次
Tick_Scalってどんなの?
ねこ博士さんのスキャルピングEA
2020年9月1日発売
価格は15,200円
ねこ博士作
ゴゴジャンで超大手のEAクリエイター。
継続的にEA開発に取り組んできて、そのクオリティも高いことで有名。
Tickデータを使う珍しい特殊EA。
今までになかったタイプだったので、もしかするとこのEAが先駆者になるかもしれない。
バックテスト結果
PF1.65
年間収支
全ての年でプラス。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア | EUR/USD |
時間足 | 1時間足 |
取引時間帯 | 一部時間帯以外すべて |
ポジ保有時間 | 基本24時間以内 |
スタイル | スキャル |
指値 | 30 |
逆指値 | 50 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 1万円 |
推奨証拠金 | 5万円 |
最大ポジション数 | 1 |
トレード頻度(目安) | 260/260 |
オススメ運用業者 | OANDA JAPAN |
ロジック
Tickの動きをとらえる
ローソク足の「ティックの動き」を捉えるEAとなります。
特に、トレンドの発生を検知して、 小さな値幅を狙いにいきます。
また、バックテストタブには、 「TickStory」という、リアルティックでのバックテストのできる、 ヒストリカルデータを使用してあります。
そのため、モデリング品質が「N/A」となっておりますが、 精度は「TickStoryのリアルティック」に即したテスト結果となっておりますので、 実質的に、99%に近い精度といえるものと思います。
そして、ティックの動きを捉えたロジックであることから、 「直近の期間」を、より重視した設計としてあります。 (ティックの値動きは、時々刻々と、常に変化(=進化)していく面があるためです)
ティックを利用した面白いロジックになってます。
リアルフォワードテストで再現できるかがポイント!
設定可能パラメータ
・利確幅
・損切り幅
・トレール幅
損切り幅をさらに狭めて超スキャにしてみたり…!?
取引時間帯
取引時間は一部時間帯を除いてすべてトレードします。
取引がないのは日本時間で6時台・8時台・11時~14時台・24時台(夏時間)です。
スプレッドの拡がる早朝にトレードしないので、リアルでも通用しそうな感じです。
ポジション保有時間
平均24時間以内で決済されます。
稀に数日持ち越しますが、基本的には5分以内で決済されます。
分スキャルです。
時間と損益の関係はコチラ。
保有時間が長くなると、損失の確率が上がります。
捕まったら長く保持する感じですね。
リスクリワードレシオ
平均利益は5.86pips、平均損失は-4.36pips
最大利益は30pips、最大損失は-50pips
数ピピで決済するタイプ。
リスクリワードレシオは1.35
スキャルにありがちなコツドカタイプではなく、意外と利益の方が伸ばしてくれます。
勝率は56%
高勝率ではないですが、RRがいいので勝ったり負けたりで増えていく感じです!
「平均利益額」と「平均損失額」の比率のことです。
例えば、平均利益が10pips・平均損失が10pipsなら1.0
平均利益が10pips・平均損失が20pipsなら0.5
平均利益が20pips・平均損失が10pipsなら2
数字が大きくなるほど「損小利大」
数字が小さくなるほど「損大利小」
ということです。
Zスコア
-0.36 (信頼度35.94%)
※連勝・連敗しやすい
トレードの従属性。
正の値の場合は負けが勝ちを呼び、勝ちが負けを呼びやすい。
つまり、勝ち負けが交互に来る可能性が高いことを示しています。
負の場合は負けが負けを呼びやすく、勝ちが勝ちを呼びやすい
つまり、勝ちまたは負けが連続する可能性が高いことを示しています。
トレード頻度
年によってバラつきがありますが、1年で平均260回くらいと仮定
市場が開いているのが年260日ですから
260/260
1日に約1回トレードします
最大ポジションが1なので、体感だと1日1回トレードします。
そこそこ高頻度で見ていて飽きなくソロでの稼働も可能です。
停滞期間
298日
停滞期間はやや短いです。
2019年に停滞してますが、ドローダウンはそこまで大きくありません。
0~150日:短い
151日~299日:やや短い
300日~450日:ふつう
451日~600日:やや長い
600日~:けっこう長い
モンテカルロ分析
幅が狭めで安定しています。
バックテスト後のモンテカルロ予測。
下限だと、やや右肩上がり停滞。
実際の挙動
通常パターン
基本的に、トレード時間は数分~数時間。
方向は順張りでエントリーしてくれます。
勝ちパターン
細かくトレーリングストップでとっていきます。
1分足単位で大きな動きがあると利益が出やすいです。
負けパターン
ティックデータを利用するのでトレード時間も短め。
スプレッド負けしてしまうことも。
運用のコツ
色んな業者を試してみる
Tickの動きを利用するということで、使う業者によって成績が変わりそうです。
運用するなら複数の業者を試してみたり、他に使ってる人のデータも参考にして選びましょう。
資金管理に気を付ける
最大ポジション:1
最大ドローダウン:-184pips
最大ドローダウン率:-8%
上記をふまえてロット管理を行います。
0.01lotだと1800円くらいドローダウン喰らうことを考慮して、5万円につき0.01lotが安心でしょう。
リスクをとってもいい人は、1万円につき0.01lotでもいいでしょう。
最大ポジション1でドローダウンも低いので、大きめのロットも張りやすいです。
2か月連続ぶっこきで稼働停止させる
過去の月別データがコチラ。
1か月の最大マイナスが100pips弱、二か月連続続けば稼働停止を検討します。
もしくは最大ドローダウン目安-200pipsを越えても稼働停止を検討します。
オススメ業者を利用する
ゴゴジャン公式フォワードテストでは「外為ファイネスト」を使っています。
フォワードテストと同じ業者を使えば、乖離が少なくなるのでオススメ。
また、OANDAJAPANもスプレッドが狭いのでいいでしょう。
OANDA JAPAN 口座開設をする
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
お金に余裕があるならBeeksなどの高級VPSを使うのがいいでしょう。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
フォワードテスト
ゴゴジャン
小野
2020年9月8日稼働
0.03lot
評価
導入前
SQNスコア(EA品質):3.74
「期待値/標準偏差×√100」で計算されるシステムの品質の評価値
1.6~平均以下
2.0~平均
2.5~良い
3.0~優秀
5.1~最高
7.0~聖杯
Tickデータを利用するという面白いロジック。
これから流行る可能性もあり期待もあります。
低SLでコツドカじゃないので、運用しててストレスも少ない。
最大ポジ1でドローダウンも大きくないから、ロットが張りやすい。
あとは、リアルトレードでもバックテスト通りに動くかどうかがポイントですね。
業者選びも重要になりそうです。
導入後
そこそこのトレード回数で、短い保有時間の好きなトレード手法ですが、どうやらスプレッドの問題もありそうです。
ボラが大きくないと、スプレッド負けしてしまいます。
まだまだ稼働したばかりなので様子見。
これからに期待です!
入手方法
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購入画面で「経由ブロガー:小野です」と表示されていたらOK!
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お手数ですが、購入前に小野にDMしてください。