今回は最適化シリーズです。
対象EAは、秒速で売り切れた人気ブレイクアウトEA「RamenBreak」です!
今回は、秒スキャ仕様にしてみました!
玄人好みの秒スキャ!
目次
RamenBreakって?
2020年9月に発売して即完売した大人気ブレイクアウトEA。
MQL5に売っていたブレイクアウトEAをモチーフに作られたものらしい。
何度もアップデートを重ねられていて、現行バージョンでは設定できるパラメータがかなり増えてオリジナル設定が作りやすくなった。
▲現在は販売停止中の激レアEAとなっている
小野
特にドル円Verは安定して利益を出している(2021年2月現在)
【FX自動売買EA】Ramen Breakの評価・レビュー・検証結果まとめ
最適化の目的
普通に強いのですが、僕的に気になるところがありました。
- 最大SL15pips
- 週末持越し
すでに完成されているシステムですが、最近SLがもっと狭いブレイクアウトEAを見つけてそれが強いというのを聞いたので、最大SLをもっと狭くできるんじゃないだろうか?と思いました。
【海外EA】300万円のブレイクアウトEA「AlgoTradeSoft 」が稼ぎすぎてヤバかったらしい
あと、まれにですが週末持越しもする設定になっていたのでそこを変更しようと思いました。
・最大SLを1.5pipsに
・週末持越しなし
小野
最適化までの道のり
まずは、最適化のためにどのパラメータを変更できるかを確認。
さすが半兵衛さんの作品、パラメータ変更できるところがいっぱいです。
とりあえず、SL(逆指値)を「15」に。
ここでは15pipsではなく、1.5pipsという意味です。
そして、金曜日ポジション強制決済時間を「23時55分」に(クローズ5分前)
さらに、最新Verでは「逃げ恥モード」が搭載されているので、それを「True」にして使います。
逆行したときに、ある程度損失が減ったら決済して逃げるモード。
【例】撤退開始「150」で15pips逆行でTP変更。
変更後TP「0」なら同値撤退で「-50」なら-5pipsのところにTP変更します。
で、最適化するのは、「トレードするテクニカルパラメータ」と「指定時間決済」
かなりの秒スキャ仕様にしたいと思っているので、最大5分以内には決済されるように最適化してみます。
すると、こんな感じで出てきました。
そして、取引回数・PF・ドローダウン率を見て最適な設定を見つけます。
自作設定の成績
まずは、デフォルト設定から見ていきます。
最適化期間は2015年~2021年2月途中まで。
TDS変動スプ
スプレッド設定デフォルト
PF:1.53
取引回数:1965回
最大ドローダウン:-111pips
最大損失:-17pips
停滞期間:128日
続いて、オリジナル自作設定をみて比較していきます。
最大SL1.5pipsバージョン
PF:1.8
取引回数:3045
最大ドローダウン:-38pips
最大損失:-3.5pips
停滞期間:136日
かなり思い通りの設定にできました。
最大損失は-3.5pipsになってますが、これは急変時に滑ったやつだと思います。
最大ドローダウンもかなり低く、PFなども向上しました。
停滞期間は短くできませんでしたが、最大ドローダウンが低いので別にいいでしょう。
さて、ここまでは順調ですが、大事なのはリアル口座で実際に利益が出せるかです。
特にブレイクアウトでこれだけSLが狭いと滑るとかなり不利です。
バックテストでもスリップページありで検証してますが、リアルだとうまくいくか分かりません。
あとは、リアルフォワード口座で検証するのみです!笑
小野
自作設定を無料配布
この「RamenBreak」を無料でプレゼントします!
と言いたいのですが、現在販売停止中なのでまた機会があれば配布したいと思います。
まずは、自分でフォワードテストしてみます!