今回は最適化シリーズです。
対象EAは、大人気アノマリーEA「ロンドンは午前7時」を最適化します。
最大SL50pipsを30pipsにまで減らしました!
さらにリスクを減らします!
目次
ロンドンは午前7時って?
2020年下半期から徐々に人気になってきたアノマリーEA。
同年10月からのEA不調期に唯一負けずに活躍したことで注目された。
2021年になってもその勢いは衰えず、ゴゴジャン販売ランキング1位に輝くほどに。
▲ゴゴジャン販売ランキング1位(2021年1月)
小野
それなりにフォワード期間もあり、ドローダウンも少ない!素晴らしい!
ロンドンは午前7時 商品ページ
【FX自動売買EA】ロンドンは午前7時の評価・レビュー・検証結果まとめ
最適化の目的
普通に強いのですが、僕的に気になるところがありました。
- 最大SL50pips
まあ最大SL50pips も大きくはないのですが、保有時間も短いのでできればもう少し狭くしたいといったところです。
ちなみに、SL50にも関わらず最大損失が-59.8pipsなのは、レートが飛んだからだと思います。それは仕方ないですね。
できれば、最大ドローダウンと停滞期も短くしたいですが変更可能なパラメータも限りがあるのでできるかどうか…?
・最大SL50→30pipsへ
小野
最適化までの道のり
まずは、最適化のためにどのパラメータを変更できるかを確認。
ロンドンは午前7時は、シンプルな作りになっており変えられるパラメータも限りがあります。
テクニカルパラメータなどはなく、取引時間や建値ストップ・再エントリーまでの時間くらいしかありません。
ですので、今回もすごく簡単でした。
まずは、最大SL(StopLoss)50pipsを30pipsに固定。
あとは、時間幅などを最適化するだけ。
時間幅のパラメータが「Starthour」「StartMinute」「EndHour」「EndMinute」ですので、チェックを入れて最適な設定を見つけます。
がしかし、これがまたけっこう時間かかります。
朝スキャタイプにしてみたり…などもできるのですが、大変そうなので欧州時間付近で探してみます。
あとは、再エントリーまでの時間(X)やドテンするか(DOTEN)を変えるくらいしかできません。
すると、こんな感じで出てきました。
そして、取引回数・PF・ドローダウン率を見て最適な設定を見つけます。
自作設定の成績
まずは、デフォルトSL50pipsの設定から見ていきます。
最適化期間は2015年~2020年末まで。
PF:1.31
取引回数:年210回前後
最大ドローダウン:-217pips
最大損失:-59.8pips
停滞期間:205日
続いて、オリジナル自作設定をみて比較していきます。
オリジナル設定SL30pipsです。
PF:1.31
取引回数:220回前後
最大ドローダウン:-213pips
最大損失:-38.5pips
停滞期間:203日
正直言うと、デフォルト設定が強すぎていうてそこまでPF自体は変わらないって感じになりました。
最大損失は-38.5pipsになりましたが、これは前述したとおり値が飛んだからだと思うので仕方ないです。
最大ドローダウン・停滞期も少しだけ短縮できました。
少しだけなのですが、最大SLが30pipsになることにより、1回のトレードあたりの損失が減ると思うので、メンタルの負担は減るはずです。
1回のリスクを小さくするか、損切りせずに戻るのを期待するかで使い分けるのがいいでしょう。
一応、オリジナル設定の方が収益も大きいです!
小野
さらに、今回は最もドローダウンが少なかった「最大DD184pips!守備特化型セットファイル」もオマケでつけておきます。
そして、さらに…!
今回コチラの朝スキャ型に魔改造したセットファイルもつけます!
面倒なのでやめようかなと思いましたが、やっぱりやってみました!
ただ、こちら朝スキャですのでブローカーによって成績が大きく変わったり、フォワードテストしてないのでスプ拡大などにどれだけ対抗できるかは検証していません。
あくまで、オマケとしてお使いください!
ここがポイント!
- DD少ない
- 取引少ないが狙い撃ち
- 毎年安定してプラス
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※マジックナンバーは各自変更してください