このページでは、FX自動売買ソフト「Ogityan_P」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
モコさんのEAをAlexaさんがアレンジしました!
目次
Ogityan_Pってどんなの?
モコさん&AlexaさんのスキャルピングEA
2020年10月21日発売
価格は50,000円
モコ作(Alexaアレンジ)
EAガチ勢としてツイッターで有名。
数十万円~数百万円の損益を動かす凄腕EAファイター。
近年では、EA制作にも力を入れている。
アフィリエイト収入を目的としておらず、自由なEA評論家としても有名。
モコさんが作ったOgityan-Tを、有名EAクリエイターのAlexaさんが監修しアレンジしたものが「Ogityan-P」になります。
基本的なロジックは似ていますが、トレード時間などに違いがあります。
オリジナルとアレンジ、どちらも人気で発売時は両方買った人が多いです。
FOREX EXCHANGEが開催する第2回EA-1グランプリで、1位争いに加わるほどの好成績を残しているEA。
あのEAガチ勢モコさんが作ったということで話題になりました。
EA-1グランプリで優勝すると、業者とのタイアップ企画で世の中にEAが出回るので、その前に色々手を加えて出しておこうという思いで、今回販売開始されたのだと思います。
バックテスト結果
PF1.13
年間収支
2013・2014・2016年以外はすべてプラス。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア | EUR/USD |
時間足 | 5分足 |
取引時間帯 | 22時~24時 |
ポジ保有時間 | 基本16時間以内 |
スタイル | デイトレ |
指値 | 39 |
逆指値 | -31 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 3万円 |
推奨証拠金 | 10万円 |
最大ポジション数 | 1 |
トレード頻度(目安) | 250/260 |
オススメ運用業者 | OANDA JAPAN |
ロジック
トレンドフォロー
日本夏時間で(22:00~24:00)をターゲットにしたデイトレードです。
Ogityan-Tよりトレード時間が短く3時間しかないのが特徴的。
週末クローズしポジションを持ち越さず、月曜も欧州市場からのエントリー開始なのでEAの稼働停止等の必要がありません。
トレードが少なくなった分、性能UP!
設定可能パラメータ
・最大ポジション数
・利確幅
・損切り幅
・複利機能
など
さらなるカスタマイズも可能!
取引時間帯
取引時間は日本時間で22時~24時。
一番値動きが激しい時間帯にトレードします。
ポジション保有時間
平均16時間以内で決済されます。
2時間前後以上保有すると成績が悪くなります。
時間と損益の関係はコチラ。
利益が伸びるのはエントリーして数時間以内です。
リスクリワードレシオ
平均利益は12pips、平均損失は-28pips
最大利益は39pips、最大損失は-31pips
リスクリワードレシオは0.45
ややコツドカタイプですが最大SLが狭めなのでドカーンという感じではないです。
勝率は72%
損益比とのバランスもいいです。
「平均利益額」と「平均損失額」の比率のことです。
例えば、平均利益が10pips・平均損失が10pipsなら1.0
平均利益が10pips・平均損失が20pipsなら0.5
平均利益が20pips・平均損失が10pipsなら2
数字が大きくなるほど「損小利大」
数字が小さくなるほど「損大利小」
ということです。
Zスコア
-0.59 (信頼度72%)
※連勝・連敗しやすい
トレードの従属性。
正の値の場合は負けが勝ちを呼び、勝ちが負けを呼びやすい。
つまり、勝ち負けが交互に来る可能性が高いことを示しています。
負の場合は負けが負けを呼びやすく、勝ちが勝ちを呼びやすい
つまり、勝ちまたは負けが連続する可能性が高いことを示しています。
トレード頻度
年によってバラつきがありますが、1年で平均250回くらいと仮定
市場が開いているのが年260日ですから
250/260
1日に約0~2回トレードします
最大ポジションが1なので、体感だと1日1回トレードするかしないかくらいです。
大体毎日トレードするので見てて飽きないと思います!
停滞期間
1034日
停滞期間はけっこう長いです。
長期で運用するのを前提としたつくりなのでしょうか。
0~150日:短い
151日~299日:やや短い
300日~450日:ふつう
451日~600日:やや長い
600日~:けっこう長い
モンテカルロ分析
太い線でばらつきがあります。
幅が広いですがやや右肩上がりです。
バックテストの取引データをランダムに入れ替えたり、約定できなかった取引データなどを引いたりしてテストします。
その結果、収益の幅が出ます。
この幅が狭くブレが少なければ、安定した収益が上がる可能性が高いです。
また、モンテカルロ予測はバックテスト以降にどれだけ収益の幅が少なく安定して稼げるかを教えてくれます。
確実に同じようになる保証はありませんが、目安として参考にできます。
Ogityan-Tとの違い
・トレード時間が短い
・トレード回数が少ない
・最大利確幅が小さい
・ドローダウンが少ない
トレード精度を上げる代わりに、トレード回数が少なくなった感じです。
トレード回数をとるか精度をとるか好みによりますね。
ちなみに、相関性は0.51とけっこう高いので似たようなトレードをすることは多いです。
0.4以下:あまりない
0.4以上0.7以下:ある
0.7以上:すごくある
Ogityan-Tはこれだけトレードしますが
Ogityan-Pだとエントリー数が少なくなっています。
資金に余裕ない人は、どちらか一つだけでも十分だと思います。
実際の挙動
通常パターン
トレンド追随タイプです。
Ogityan-Tよりエントリーが少ないです。
勝ちパターン
トレンド追随タイプで、細かく入って利確していきます。
エントリー時間が短く、ちょうどトレンドが発生しやすい時間帯なので、トレンド転換に巻き込まれずに、うまく勝ち逃げできることができます。
負けパターン
トレンド追随しても、押し目や戻りでやられるパターンもあります。
最大SLが狭めなので引っかかってしまう時もあります。
運用のコツ
資金管理に気を付ける
最大ポジション:1
最大ドローダウン:-644pips
最大ドローダウン率:-5.51%
上記をふまえてロット管理を行います。
0.01lotだと6500円くらいドローダウン喰らうことを考慮して、3万円につき0.01lotが安心でしょう。
リスクをとってもいい人は、2万円につき0.01lotでもいいでしょう。
最大ポジション1なのでリスク管理はしやすいです。
2か月連続ぶっこきで稼働停止させる
過去の月別データがコチラ。
1か月の最大マイナスが200pipsくらい、二か月連続続けば稼働停止を検討します。
もしくは最大ドローダウン目安-650pipsを越えても稼働停止を検討します。
開発者のモコさんが使用停止(成績不良など)したら、優位性が無くなったのかもと思って稼働停止を検討します。
オススメ業者を利用する
オリジナル版の公式フォワードテストでは「FOREX EXCHANGE」を使っています。
フォワードテストと同じ業者を使えば、乖離が少なくなるのでオススメ。
また、OANDAJAPANもスプレッドが狭いのでいいでしょう。
(販売サイトリアルフォワードテストはTitanFX)
「FOREX EXCHANGE」の新規口座開設をする
OANDA JAPAN 口座開設をする
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
お金に余裕があるならBeeksなどの高級VPSを使うのがいいでしょう。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
フォワードテスト
Myfxbook
小野
2020年10月22日稼働
0.04lot
評価
導入前
SQNスコア(EA品質):1.67
「期待値/標準偏差×√100」で計算されるシステムの品質の評価値
1.6~平均以下
2.0~平均
2.5~良い
3.0~優秀
5.1~最高
7.0~聖杯
Ogityan-Tと同じような評価になります。
バックテストデータでは目立った感じではないですが、モコさん開発で結果がしっかり出ているのと、alexaさんがさらに最適化しているので期待しています。
トレード回数少なくていいから、精度上げたいという人はPの方がいいでしょう。
導入後
オリジナルOgityan-Tより、環境差によるズレがあります。
公式ではエントリーしてたトレードが、僕の環境ではトレードしてませんでした。
これがどう影響するかまだ分かりませんが、環境選びも大事になりそうです。
ブレイク詐欺でレンジになると損しがち。
トレード回数は本家より少なくなりますが、それでも結構トレードします。
正直、今の感じの挙動だとT/P両方買う必要はないかなと。
個人的には成績もいい「Ogityan-T」の方がオススメですね。
入手方法
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