今回は最適化シリーズです。
対象EAは、大人気ユーロスイススキャルピングEA「カタサンカク」を最適化します。
今回は劇的ビフォーアフターです！
小野朝スキャに大変貌します！
目次
カタサンカクって？
2021年1月から徐々に人気になってきたスキャルEA。
珍しいユーロスイスEAで最大ポジションも1で使いやすい。
EA大会などの活躍もあり、口コミが広まっていき人気となった。
▲ゴゴジャン販売ランキング2位(2021年1月)
小野
現在(1月中旬)のところ順調に右肩上がりできています。
カタサンカク商品ページ
【FX自動売買EA】カタサンカクの評価・レビュー・検証結果まとめ
最適化の目的
普通に強いのですが、僕的に気になるところがありました。
- 最大SL80pips
まあ最大SL80pipsなのですが、2015年からのバックテストだとそこまで達していません。
で、結論から言うとデフォルトと同じ時間帯で最大SLを狭くしてもそこまで変化がなかったです。
さすが、すでに完成されていますね。
ということで、今回はあえてトレードタイプをガラっと変えて
朝スキャEA
にタイプチェンジさせたいと思います。
元々、早朝前後もトレード時間内だったので、朝だけに絞ったらどうなるか検証してみました。
・朝スキャ特化型へタイプチェンジ
小野
最適化までの道のり
まずは、最適化のためにどのパラメータを変更できるかを確認。
今回は朝スキャなので、主に時間関係のパラメータを変えます。
赤枠の中は、複利設定とGMT関係なので今回はスルー。
StartHourとEndHourを変えていきます。
この際、カタサンカクの場合MT4時間0時(日本時間6時)は「-3」なので注意。
あとは、最大SLなんかも最適化してみます。
すると、こんな感じで出てきました。
そして、取引回数・PF・ドローダウン率を見て最適な設定を見つけます。
自作設定の成績
まずは、デフォルト設定から見ていきます。
最適化期間は2015年～2020年末まで。
TDS変動スプ
スプレッド設定
最小 8
加算 3
最大 15
PF：1.63
取引回数：年300回前後
最大ドローダウン：-175pips
最大損失：-64pips
停滞期間：153日
続いて、オリジナル自作設定をみて比較していきます。
朝スキャ魔改造Verです。
PF:2.09
取引回数：45回前後
最大ドローダウン：-78pips
最大損失：-41pips
停滞期間：263日
なんと驚異のPF2越えです！
ただ、取引回数がすごく少ないです💦
しかし、その分最大ドローダウンが100pips以下で、超低DDです。
早朝メンテナンス時のスプレッドなど、実運用で試していないのでバックテスト通りになるかは分かりませんが、-100pips負けたら稼働停止など条件付きで試運転すると面白そうです。
まあ、トレード回数が少ないので、デフォルト設定と並行稼働するのがいいですね。
やはり、収益力ではデフォルトが最強ですね、完成されていて最適化の隙がなかったです笑
小野
ということで、さらに、今回は取引回数を増やしてドローダウンも抑えたVerの朝スキャ設定ファイルもつけます。
PF:1.56
取引回数：年140回前後
最大ドローダウン：-142pips
最大損失：-32pips
停滞期間：194日
一応、早朝含めお昼までトレードします。
トレード時間を広げると、やはりトレード回数が増えますね。
最大損失・DDも抑えられて、保有時間も最大16時間です。
ここがポイント！
- DD少ない
- 取引量プラス
- 毎年プラス
今回は取引時間を朝だけに絞ってみました。
バックテストだとデフォルトが強いので、オマケとして使ってみてくださいね！
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※マジックナンバーは各自変更してください
