このページでは、FX自動売買ソフト「みすじ」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
おたまじゃくしカップで注目されたEA
目次
みすじってどんなの?
esさんのスキャルピングEA
2020年5月28日発売
価格は19,800円
es作
元データ・アナリスト 。
FX専業も過去に経験していて、 現在は起業し、起業の収益の柱の一つとして投資界に戻ってきた。
ナンバーワンEA製作者を決める「おたまじゃくしカップ」で、上位をキープして話題になった。
最大1ポジ制でこの成績はすごいと高評価。
なお、おたまじゃくしカップ用EAは、ポンドドル以外の通貨もトレードしている。
バックテスト結果
PF1.45
年間収支
結構ムラがありますが、マイナスの年は損失が少ないです。
また、2020年はバックテスト+8月までのフォワードテストを計算するとプラスです。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア | GBP/USD |
時間足 | 15分足 |
取引時間帯 | NY時間以外 |
ポジ保有時間 | 基本8時間以内 |
スタイル | スキャ~デイトレ |
指値 | 内部ロジック |
逆指値 | 65 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 1万円 |
推奨証拠金 | 10万円 |
最大ポジション数 | 1 |
トレード頻度(目安) | 150/260 |
オススメ運用業者 | OANDA JAPAN |
※3種通貨対応ですが、過去分析データはUSD/JPYのみを載せておきます。
ロジック
順張りスキャルEA
GBPUSDのトレンド相場における 押し目買い、戻り売りのスキャルピングEA。
日本時間の1時~9時、12時~19時に稼働します(夏時間の場合)
トレンドが出ているときに トレンドとは逆に行き過ぎたところで 押し目買い・戻り売りをします。
決済は早い段階でクローズを掛けるので 数時間で4~5回×約10pips を獲得するような時もあります。
また、SLは65に設定されており、 この手のEAの中では 比較的浅めなSLになっておりますので メンタル的にも使いやすいかと思います。
稼働時間が限定的なのが特徴。
設定可能パラメータ
たくさんありますが、重要なのはピンクのところ
・GMTオフセット
・複利設定
特にGMTのところは、夏時間と冬時間で手動で設定しないといけないので注意!
他、一部パラメータも変えられますが、ロジックの部分に関するところは変えられないっぽいです。
他通貨に適応する時は、損切り幅を狭くしたりするのがいいと思います(その通貨のボラに応じて変える)
優秀と言われる、おたまじゃくしカップ用みすじは、複数通貨トレードしてるのでカスタマイズして最適化させたいですね。
取引時間帯
取引時間は、日本時間の1時~9時、12時~19時に稼働します(夏時間の場合)
値動きが比較的落ち着いている日中が多いですね。
ポジション保有時間
平均8時間以内で決済されます。
長く持つほど損失が大きくなります。
時間と損益の関係はコチラ。
損失は長く持つ傾向ですが、途中決済もそこそこあります。
リスクリワードレシオ
平均利益は8.52pips、平均損失は-22.09pips
最大利益は70pips、最大損失は-65pips
コツドカ傾向です。
リスクリワードレシオは0.39
少しコツコツ稼いでドカンと負けます。
勝率は78%
しかし、その分勝率でカバーします。
そこそこでメンタルも耐えやすいのではないかと。
「平均利益額」と「平均損失額」の比率のことです。
例えば、平均利益が10pips・平均損失が10pipsなら1.0
平均利益が10pips・平均損失が20pipsなら0.5
平均利益が20pips・平均損失が10pipsなら2
数字が大きくなるほど「損小利大」
数字が小さくなるほど「損大利小」
ということです。
Zスコア
-0.48 (信頼度68%)
※連勝・連敗しやすい
トレードの従属性。
正の値の場合は負けが勝ちを呼び、勝ちが負けを呼びやすい。
つまり、勝ち負けが交互に来る可能性が高いことを示しています。
負の場合は負けが負けを呼びやすく、勝ちが勝ちを呼びやすい
つまり、勝ちまたは負けが連続する可能性が高いことを示しています。
トレード頻度
年によってバラつきがありますが、1年で平均150回くらいと仮定
市場が開いているのが年260日ですから
150/260
1日に約0.57回トレードします
最大ポジションが1なので、体感だと2日に0~2回トレードします。
あまりトレード頻度は多くないです。
停滞期間
841日
停滞期間はけっこう長いです。
がしかし、00年代に大きく停滞していて、直近は比較的ドローダウンも少なく、停滞も短めです。
0~150日:短い
151日~299日:やや短い
300日~450日:ふつう
451日~600日:やや長い
600日~:けっこう長い
モンテカルロ分析
幅が広いです。
バックテスト後のモンテカルロ予測。
下限で直近停滞気味ですが、一応右肩上がりになっています。
実際の挙動
通常パターン
トレンドに沿って、押し目買い・戻り売り。
短期では逆張りのような感じになります。
勝ちパターン
下げトレンドからの急反発したところで逆張り。
14分で20pips獲得のNICEトレード。
負けパターン
暴落したときに巻き込まれました。
一瞬で動くと大きくSLまで持っていかれてしまいますね。
やはり急変動時に戻り売りしていますが、利確しそこねると大きく負けてしまいます。
ボラが大きい時のV字ターンの時は注意。
運用のコツ
カスタマイズして使ってみる
開発者のesさんは、GBP/USDだけでなく、「USD/JPY」「EUR/CHF」「GBP/AUD」をトレードしています。
最適化して複数通貨に対応させるといいでしょう。
(もしかしたら開発者側で専用パラメータをいじっていてる可能性もあり)
資金管理に気を付ける
最大ポジション:1
最大ドローダウン:-415pips
最大ドローダウン率:-4%
上記をふまえてロット管理を行います。
0.01lotだと4000円くらいドローダウン喰らうことを考慮して、7万円につき0.01lotが安心でしょう。
リスクをとってもいい人(海外口座)は、1万円につき0.01lotでもいいでしょう(ハイリスク)
最大DD更新で稼働停止させる
過去の月別データがコチラ。
1か月の最大マイナスが100pips前後、三か月連続続けば稼働停止を検討します。
もしくは最大ドローダウン目安-400pipsを越えても稼働停止を検討します。
バックテストの段階で年間収支マイナスも記録されているので、できれば長期目線で見た方がいいです。
調子悪くても1年くらい様子見したいところですが、現実的に考えると最大DD更新で稼働停止を検討するのがいいでしょう。
オススメ業者を利用する
ゴゴジャン公式フォワードテストでは「外為ファイネスト」を使っています。
フォワードテストと同じ業者を使えば、乖離が少なくなるのでオススメ。
また、OANDAJAPANも滑りが少ないのでいいです。
日中がメインなのでFXTFもいいかも。
他は、esさんはおたまじゃくしカップでは「TradeView」を使ってるみたいです。
OANDA JAPAN 口座開設をする
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
お金に余裕があるならBeeksなどの高級VPSを使うのがいいでしょう。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
フォワードテスト
ゴゴジャン
小野
2020年5月28日稼働
0.02lot
評価
導入前
SQNスコア(EA品質):1.45
「期待値/標準偏差×√100」で計算されるシステムの品質の評価値
1.6~平均以下
2.0~平均
2.5~良い
3.0~優秀
5.1~最高
7.0~聖杯
なにより、おたまじゃくしカップというリアル口座の大会で実績があるのがいいですね。
リアルフォワードテストが何よりの強さの証明です。
ただ、ゴゴジャン版はGBP/USDがメインで、他通貨の最適化を市販購入者の設定可能パラメータだけで完璧に行えるかが不安要素。
GBP/USD版だけでも現在のところ順調そうですが、できれば最適化して複数通貨でやってみたいですね。
直近相場には合ってるのではないかなと思います。
導入後
うまくトレンドに乗って、押し目買い・戻り売りしてくれています。
ただ、大きく瞬間的に逆行するとSLまでもっていかれます。
エントリー自体はいい感じのことが多いです。
ややコツドカ傾向で、右肩下がりになってるがどうなるか?
入手方法
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