このページでは、FX自動売買ソフト「クローラ / CRAWLER_Lite」のレビュー評価をします。
本当に勝てるのか?どんなロジックなのか?を徹底検証 !
実際に運用して検証します!
次世代のEAシステムとなるのか…!?
目次
クローラ / CRAWLER_Liteってどんなの?
ナンピンメイカー製作者が開発
2020年1月30日発売。
価格は17,500円(2020年2月時点)
開発者は、ゴゴジャンでも人気のナンピンメイカー(利用者数200人越え)の生みの親「ぜんざい」さんです。
優秀な開発者さんなので、クローラにも期待されます。
次世代のファンダメンタルズEA
オンライン情報をクローリングして ロング・ショートの強弱を取得。
事実にのみ基づいて取引する画期的なファンダメンタルズEAです。
従来のインジゲーターを取引の軸にするのではなく、オンラインから現在の為替・経済・マーケットの情報を取得し、EAに取り込みます。
その特性上、いわゆる普通のEAのように買い切りタイプではなく、利用期限が1年間というライセンス仕様になります。
1年間使えてその後更新がなければ、使えなくなります。
相場波形のパターンにあてはめる予想とは全く異なるトレードを行いますので、『調子がいい』/『調子が悪くなった』という概念がありません。
ゴゴジャン販売ページ
とにかく、今までになかった形のEAシステムで、ツイッターなどのSNSでも話題になっています。
本当に稼げるのであれば、FX自動売買も新しい時代に突入するでしょう。
バージョンアップを重ねている
実は、クローラは以前から開発されており、別バージョンもゴゴジャンで販売されています。
今回紹介するのは、一番右のクローラLiteですが、他二つは2019年9月からフォワードテストもされています。
しかし、2020年2月現在あまり調子はよくないようです。
話題になっても販売数が伸びなかったのはこの懸念もあったようです。
しかし、バージョンアップを重ねてver.4にもなり、新しくゴゴジャンで販売されたクローラLiteは、短い期間ですが右肩上がりの収支となり好調になっています。
開発にも力を入れられているようで、今後のアップデートなども期待できると思います。
詳しいデータ
スペック
通貨ペア |
USD/JPY GBP/JPY |
時間足 | 15分足 |
取引時間帯 | すべて? |
ポジ保有時間 | 平均1時間程度 |
スタイル | スキャルピング |
指値 | 平均8 |
逆指値 | 最大18・平均10 |
ナンピン | なし |
マーチン | なし |
両建て | なし |
最低証拠金 | 3万円 |
推奨証拠金 | 30万円 |
最大ポジション数 | 1 |
オススメ運用業者 | OANDA JAPAN |
ロジック
クローラは特殊なEAのため、バックテストデータがないので販売ページや実際に動かしてみて分かったことを基に書いています。
ファンダメンタルズ分析
絶えず変化するオンライン情報をクローリングし、 今現在の、日経平均、NYダウ、売買状況、オプション情報等を取得。
明らかに『買い優勢』『売り優勢』のときにエントリーします。
また、マーケットの状況は刻々と変化するため、 10〜15分間隔で情報を取得。常に変化するマーケットを監視し続けます。
▲導入すると左上にデータ取得時間が表示される
買いポジションを持っていたときに、 大幅な日経平均の下落があったときには、SLまで待たずにすぐさまクローズ。
売りエントリーに持ち替える。
といったことが可能な画期的なEAです。
取得したデータを基にエントリー
開発者ぜんざいさんがツイッターで詳しくおっしゃっていますね。
取得したデータをエントリーのきっかけにして、18pips内でストップやリミットを動かすようです。
株価連動
日経平均・NYダウの増減を察知し、エントリー・クローズをおこないます。
ショート/ロング優勢把握
相場の上下は、ショートとロングどちらかが優勢になった時点で動きます。 拮抗している時(様子見ムードの時)にはエントリーせず待機し、 瞬間的な優勢をキャッチしたときにエントリーをおこないます。
相場の活況具合により、1日に数回以上エントリーすることもあれば、 エントリーしない日もあります。
オプション把握
マーケットの利食い、ストップ、指値、逆指値の量とポイントを把握し、 そのポイントにてエントリーします。
ポジション保有中の場合には、ポイントを活用し、 利確ポイントと、SLポイントを見極めます。
重要指標取得
バージョン2.0より重要指標のクローリング取得ができるようになりました。
これまでの負けポイントだった指標前の手仕舞いを把握できるようになっております。
重要指標の日時・重要度・関連性を取得し、10時間前から指標前に合わせたトレードをおこないます。
含み益ポジション保有中の場合、90秒前にクローズします。
高ロット運用に耐えれるクローズの仕組み
高ロット運用でも耐えられるよう、できるだけ素早くポジションをクローズします。
ロングポジション時にショートがやや優勢になりかけたとき>微益撤退
株価が大きく変動したとき
急な買い・売り注文で大きく動いたとき>ヒゲで利確 等
相場の流れはあっという間に反転することもあるため、 長い時間ポジションを持たない多様なクローズ手法が施されています。
保有時間を見ても1時間前後とかなり短いです。
※初期TPは25〜36pips、初期SLは18pips とおいていますが、 ポジション保有中にこの範囲で可変していきます。
マーケットの動きは分単位で流動的なため、18pips以下での利確・SLとなることがほとんどとなります。
突然の優勢逆転により、すぐさまクローズ・持ち替えすることもあります。 最大1ポジです。
裁量でも同様の取引が可能ですが、24時間クローリングし、瞬時判断できるアルゴリズムに 軍配が上がります。
※今回紹介するクローラLiteは最大0.2lotまでしか持てません。
無制限にlotを張りたい場合は、直販で買ってください。
現在はゴゴジャンでは発売していないようです。
ニュースを基にトレードするわけではない
ファンダメンタルEAと呼ばれているので、突発的なニュースをウェブから読み取ってトレードすると勘違いしてしまう人もいますが、読み取るのは流動性でニュースそのものを読み取ることはできないようです。
みんなのFXでテキストマイニング(ニュースなどを読み取る)自動売買がありましたが、成績は右肩下がりです。
今の技術ではそこまですることはできないようです。
しかし、指標時や事件などが起こった時にエントリーしないという要素は入ってるようです。
これだけでも、大損の確率が減りますね。
実際の挙動
トレード根拠は分からない
株価やオプション情報を基にトレードするということですが、実際に何がどうなったからトレードしたというのは、分かりやすい相場じゃない限り判別は難しそうです。
日経が暴落~、オプションカットが破られた~、みたいに分かりやすい時なら判別はできそうですが。
なぜ勝ったか負けたかの原因追及はしばらく稼働しないと分からないかもですね。
クローラに任せましょう(/・ω・)/
基本的に逆張り
開発者のぜんざいさんがツイートしてる通り、逆張りでのトレードがメインだそうです。
疑似ナンピン
時間に注目。
ポンド円のロングですが、最大ストップロスにかかった後2分後に再度ロングでエントリーしています。
正確に言うとナンピンではないですが、同じような値で時間をほぼ変えずにエントリーするということが時々あります。
どういう意図なのかはわかりませんが、システムがそう判断したようです。
最大ポジション1には変わりませんが、こういうこともあるということでトレンドにはあまり強くないのかも💦
勝ちパターン
瞬間スキャル
手前チャートが日経225、後ろチャートがポンド円。
日経が落ちたと同時にポンド円をロングでエントリー。
わずか、2分の瞬間的なリバウンドを捉えて7pipsの利益。
裁量トレードさながらのスキャルピングですね。
こちらも手前が日経、後ろはドル円チャート。
日経が落ちた時にドル円でロングエントリーして9pipsの利益。
これでも1時間ちょっとでトレードが完結している。
クローラは頻繁にトレーリングストップのような感じで指値が動きます。
利確する時はその動かした指値ストップに引っかかる場合が多いです。
ですので、利益方向に一気に動いてくれた方が、利益が伸びやすいですね。
負けパターン
エントリーして逆行したあとに、戻ってきたところで損切り。
急落したところをリバウンド狙い?でロング。
しかし、リバウンドせずにそのまま下落して損切り。
一度も利益にならないままズルズル逆に行くとストップにかかるまで持つのは、他のスキャEAと似ていますね。
基本的に逆張りなので、こういうジリジリと上がってぴゅーんと飛んでいく相場は苦手っぽいです。
しかし、ストップロスが狭いので損切り喰らってもあとで取り返しやすいのはいいですね。
運用のコツ
長期投資のつもりで運用する
今までのEAとは違い、ロジックの仕様上バックテストがありません。
フォワードテストや稼働している人の口コミを頼りに購入の判断をしないといけません。
新しい試みなので勝てるとは限らないのですが、アップデートなども期待して長い目で運用していくのがいいでしょう。
クローラLiteは0.2lotまでしかトレードできないので、どちらにせよ急に大きく資金が減る可能性は少ないと思います。
強いVPSを使う
できれば、VPSを使うのがベストです。
国内口座であれば、お名前.comのFX専用VPSでも十分パフォーマンスが上がると思います。
お金に余裕があるならBeeksなどの高級VPSを使うのがいいでしょう。
しかし、クローラLiteはパソコンの日時情報を取得するので、海外VPSだとちょっとだけ設定がめんどうになります。
VPS/PCのマシンスペック・回線速度によっては取引回数が少なくなる可能性があります。(メモリ2GB以上推奨)
ゴゴジャン販売ページより
販売ページにもあるように、VPSを使うのであればVPS自体のメモリなども気にした方がいいです。
できれば、メモリ2GB以上でサクサク動いた方がいいです。
重いと、オンライン情報取得が遅くなってトレードに影響が出る可能性があります。
【FX専用VPS】お名前.comデスクトップクラウドに申し込む
フォワードテスト
ゴゴジャン
小野
▲ドル円
▲ポンド円
※なぜか途中で止まっていて4月下旬~6月上旬までノートレードでした。すいません💦
評価
大きなトレンドが出たときはトレードしない。
平常時のレンジで流動性を見て逆張りする。といった感じ。
ただ、急落・急騰時にリバウンドとりのような感じで逆張りすることがある。
ファンダメンタルEAでウェブ上のデータを取得するのだけども、今のところすごく優位性があるかどうかは判断しかねる。
VIXが高い時はトレードが少なくなります。
ただ、どうしても指値と逆指値が一定数値なので、ボラが大きくなるとストップに引っかかりやすくなり損大利小になります。
今のところポンド円が特にその傾向があり負けやすくなっています。
フォワードテストと乖離することもあり、まだまだ途上発展。
アップデートで今後に期待!
入手方法
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